不眠を起こす病気

自律神経失調症の症状を改善するツボ20選

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

自律神経失調症の症状に効くツボ20選

前回の記事icon-external-link では、自律神経失調症を改善するための必要な栄養素についてご紹介してきました。

自律神経失調症には倦怠感、不眠、めまい、便秘など様々な症状がありますが、これらの症状を改善するためにできることはこのような食事や薬だけではありません。

手軽にできる手法としておすすめしたいのがツボ押しです。ツボならば薬の副作用を気にすることも何かを買うこともなくすぐに行うことができます。

今回は、この自律神経失調症の症状を改善するツボをご紹介していきます。

以下では、各症状ごとに効果のあるツボをご紹介していきますので気になる症状についてご覧ください。







1.倦怠感

①労宮

身体がだるい、疲れやすいといった倦怠感で悩んでいる場合は、手のひらの『労宮』というツボが効きます。

労宮の場所

労宮は手を握ったときに中指が手のひらにあたった大体手のひらの中心あたりの部分です。

鉛筆やボールペンなどのとがっていない方の部分でズンズン押します。もし硬ければそれは疲労がたまっている証拠ですのでしっかりと刺激しましょう。

2.不眠

うまく寝付けないなどの不眠の症状に効果のあるツボはたくさんありますが、今回はそのうちの4つのツボ、『百会(ひゃくえ)』、『天柱』、『関元』、『失眠』をご紹介します。

②百会

まず百会は頭のてっぺんにあるツボで、万病に効くツボといわれています。特に神経の高ぶりを抑えて精神を落ち着かせる効果があり、眠気を呼ぶことができます。

百会の場所

具体的な場所は、両耳の上端を結んだ線の真ん中、ちょうど頭のてっぺんのところです。

親指の先でゆっくりと押して刺激しましょう。

③天柱

次は首の生え際部分の『天柱』というツボです。

天柱を刺激すると、首や肩の筋肉の緊張を和らげ、頭にたまった血液を身体全体に流し温めることで身体を睡眠モードにすることができます。

ほかにもストレス肩こり疲れ目にも効果があります。

天柱の場所

首の後ろの生え際あたりの中央にくぼみがありますが、その両側を通る筋肉の上端部分が天柱です。

後ろから両手を広げて頭を抱えるようにして親指でゆっくり筋肉をほぐすように刺激しましょう。

④関元

そして、へその下にある『関元』です。

関元はホルモンバランスを整える効能があり、女性特有の疾病に強いツボです。

更年期などホルモンバランスが乱れたことによる不眠に特に効果があります。また、不眠のほか、生理痛生理不順下腹部の冷えの改善効果も期待できます。

関元の場所

関元は、お腹のへそから指四本分下にあります。両手の人差し指と中指を重ねてゆっくりと押しましょう。

⑤失眠

最後は足の裏の『失眠(しつみん)』というツボです。

眠りを失う症状、つまり不眠に効果があるため失眠と呼ばれています。

失眠の場所

失眠は足の裏側、かかとのほぼ中央に位置しています。

座りながらゴルフボールなどを踏んで刺激するのもいいですし、眠る5,6時間前からカイロを貼って温めておくだけでも効果があります。

自分で簡単リラックス!安眠・不眠に効く眠くなるツボおすすめ10選

3.めまい・立ちくらみ

立ち上がったとき急に来るめまいや立ちくらみに有効なツボには、『神門』、『血海』、『気海』の3つがあります。

⑥神門

神門は耳にあるツボで、めまいだけでなく精神安定や自律神経のバランス改善の作用があり、不眠、動悸、イライラなど多くの効能があるツボです。

神門の場所

神門は耳の穴の上、Y字型の軟骨のくぼみ部分にあるツボです。

人差し指の先で1,2分の間気持ちよいくらいの強さで押しもみましょう。

耳のツボを刺激するときに注意したいのが手の温度です。手が冷たいままで押すと効果が半減してしまうので、事前に手をこすり合わせたりして温めてから押すようにしてください。

次は脚にある血海とお腹にある気海でめまいにはこの2つを同時に押すと効果があります。

⑦血海

血海は、文字通り血が海のように集まる場所で、刺激すると血流を良くしめまいのほか、冷え肩こり、そして生理痛にも効果があります。

血海の場所

場所は、膝のお皿の上の内側の角から指三本分上のところ、あるいはひざを伸ばした時のひざ上の内側にできるくぼみの上端部分にあります。

⑧気海

気海は、お腹のへその下にあるツボで、すぐ近くの関元とともに気のエネルギーが集まる場所として『丹田(たんでん)』と呼ばれています。

めまいのほか、こちらも生理痛倦怠感、そして男性であれば滋養強壮にも効果があるといわれています。

気海の場所

位置としては、関元のすぐ上、へそから指二本分の下にあります。

めまい対策としては、両手にペンなどを持ち、血海と気海の両方を同時に5分間指圧するとすっきりします。

4.動悸

ちょっとしたことでも胸がどきどきしてしまい止まらなくなる動悸には膻中(だんちゅうというツボが有効です。

⑨膻中

膻中は胸の中央に位置していて、その場所からわかる通り心臓や心を守る働きがあるツボで、動悸のほか、息切れイライラの改善に役立ちます。

だん中の場所

具体的な位置は、両胸の乳首を結んだ線の中央から指一本分上のところです。

人差し指の爪の上に中指をのせて5秒間ほど押し、これを3分間続けます。自律神経が乱れていると痛みを感じやすいツボなので、その場合は押す強さを適度に調節してください。

この膻中のほかにも3.めまい・立ちくらみで紹介した耳の神門も動悸改善に効果があります。

5.イライラ・ストレス

仕事や人間関係でイライラが募り、ストレスがたまっているときは『内関』というツボがおススメです。

⑩内関

内関は手首にあるツボで、刺激するとイライラの解消といった精神安定作用や乗り物酔い二日酔いにも効果があります。

内関の場所

場所は手のひら側の手首の中央の腱の間で、手首を曲げたときにできる横しわから指三本分ひじ側のところにあります。

息を吐きながら親指の腹で押して、吸いながら離すという動作を3分間続けて刺激します。

この内関は手首にあって服を着ていても押すことができるので、仕事中のちょっとした合間を見つけて刺激できるのもおすすめポイントです。

スポンサーリンク





6.便秘

日本中の多くの女性を悩ます便秘には、『足三里』、『三陰交』、『合谷(ごうこく)』の3つのツボが効果的です。

⑪足三里

胃腸の症状によく効くのは足三里という足にあるツボです。

便秘だけでなく、お腹の張り肩こりめまいの改善効果もあります。

足三里の場所

位置は、ひざのお皿のすぐ下の外側にあるくぼみから指三本分下のところにあります。

ふくらはぎを下からつかむようにして親指でやや強めに押して刺激します。

⑫三陰交

三陰交も足にあるツボで、便秘などの胃腸の症状、そして、更年期生理痛といった婦人科系の症状、そして冷え性にも効果があります。

三陰交の場所

場所は足の内くるぶしから指四本分上のすねの骨のきわにあります。

足のすねを上からつかむようにして親指で軽く指圧します。

⑬合谷

合谷は手にあるツボで、その効能の多さから『万能のツボ』とも言われています。便秘やお腹の張りといった胃腸の症状改善から、肩や首のこりストレスニキビなど体全体に効果があります。

合谷の場所

合谷は、手の甲側、親指と人差し指の骨の付け根の間にあり、押すと響くような痛みを感じるところです。

ツボを押す手と逆の手で合谷の場所を人差し指と親指でつかむようにし、押して刺激します。

合谷も効能が多く、しかも手のツボなのでいつでも刺激できるのでおススメのツボです。暇ができたときにはとりあえず合谷を刺激しておけば身体の不調を改善することができます。

これらの足三里、三陰交、合谷は片方だけでなく両方の手足を交互に刺激するようにしてください。

7.食欲不振

⑭中脘

胃もたれによる食欲不振には、お腹の『中脘(ちゅうかん)』というツボが効きます。

お腹のツボなので胃の症状やお腹の張りの効果があるだけでなく、倦怠感不安感の改善効果も期待できます。

中かんの場所

中脘の位置はわかりやすく、みぞおちとへそのちょうど中央あたりにあります。

ペンや食事の時であれば箸などでトントンと5回ほど押して刺激しましょう。

8.頭痛

ズキズキと痛む頭痛の症状には、2.不眠でご紹介した頭のてっぺんの百会、首の後ろの天柱のほか、足の裏の『湧泉』というツボも効果があります。

⑮湧泉

湧泉も手の合谷と同様その効能の多さから万能のツボと呼ばれています。

頭痛改善効果はもちろんのこと、気力を高める効果足の疲れを癒す効果リフレッシュ効果抜け毛や白髪予防の効果などがあります。

湧泉の場所

湧泉は、足の裏の土踏まず中央少し上、足の指を曲げたときにできるくぼみあたりにあります。

ペンなどのとがったものの先で強くついて押すか、ゴルフボールなどを踏んで転がしながら刺激すると効果的です。

9.眼精疲労

⑯睛明

ずっとパソコンで作業をしていたりしたときにおこる眼精疲労には目のツボである『睛明(せいめい)』を刺激します。

睛明は疲れ目、目の痛みなどのほかに鼻づまりの改善効果も期待できます。

せい明の場所

場所は鼻の付け根と目頭のちょうど真ん中あたりにあります。(両側にあります。)

両方の目頭を人差し指の先で押し、そのあとまぶたの外側のラインを沿って目じりの方まで押しながらマッサージします。

10.肩こり

ずっと同じ姿勢で作業しているとなってしまう肩こりには、6.便秘に効く合谷足三里のほかに『肩井(けんせい)』、『完骨』、『欠盆』が効きます。

⑰肩井

肩井は名前の通り肩こりによく効くとして有名なツボです。

肩井の場所

場所は首の根元と肩先のちょうど真ん中あたりにあり、押すと少し硬くなっている部分です。

指で押してもよいですが、傘の柄の部分を肩に引っ掛けて、傘を下に引っ張りながらやると簡単に刺激することができます。

⑱完骨

完骨は耳の後ろにあるツボで肩こり解消のほか、頭痛眼精疲労、そして不眠にも効果があります。

完骨の場所

完骨は、両耳たぶの後ろ側にある出っ張った骨から親指一本分上にあるくぼみの部分にあります。

親指を立ててゆっくりと刺激します。指ではなくペンなどの先でついて押すのも効果的です。

⑲欠盆

欠盆は鎖骨のあたりにあるツボで肩こりだけでなく首のこり、そして血液やリンパの流れをよくすることにより美肌効果も期待できます。

欠盆の場所

位置は鎖骨の上にあるくぼみの真ん中付近にあります。左側のツボは右手で、右側のツボは左手で身体の前で交差するようにし、上から下に向かって押していきます。

欠盆は刺激すると結構痛いので力を加減しながら押すようにしましょう。

これらのツボを押した後に首や肩を回すと肩こり解消にさらに効果的です。

11.不安感

仕事への不安、試験での不安などドキドキする不安感には『大陵(だいりょう)』というツボが効きます。

⑳大陵

大陵は不安感やイライラの解消から動悸などの心臓の症状、胃痛や嘔吐などの消化器系の症状、そして不眠まで幅広く効果のあるツボです。

大陵の場所

場所は、手のひら側の手首を曲げたときにできる横しわの中央付近に位置しています。

親指をツボに、そしてほかの指は反対側に来るように手首をつかみ、ゆっくり息を吐きながら親指で3分間ほど押しもみます。

12.生理痛

女性特有の生理痛には、2.不眠の関元、3.めまい・立ちくらみの血海気海、6.便秘の三陰交などが症状軽減に効果があります。

まとめ:空いた時間に効果的にツボを刺激しましょう

以上、自律神経失調症の症状改善に効くツボをご紹介してきました。

ツボは薬ほど直接的な効果はありませんが、血液の流れや筋肉の働きをよくすることで自律神経に働きかけるもので、病院での理学療法の一つとして実際に行われている治療法の一つでもあります。

また、ツボは副作用もなく自分でも簡単にできますし、何より押すと気持ちがいいのでリラックスすることもできます。

仕事や家事の空いた時間を利用して悩む症状に効くツボを押してみてはいかがでしょうか。

不眠やイライラなど女性を悩ます自律神経失調症の10の症状
ストレスは危険?自律神経失調症の原因と3つのチェックテスト
自律神経失調症の検査と薬を含めた3つの治療法
自律神経失調症を自分で改善する7つの方法
まずは食事から!自律神経失調症を改善するために必要な4つの栄養素







・最新改訂版 自分で治す女性の自律神経失調症 監修 大森啓吉
・自律神経失調症がみるみる改善する100のコツ
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

あなたにおすすめの記事

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*

CAPTCHA