睡眠

できる人は昼寝をする!実はすごい昼寝の5つの効果

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

昼寝 効果

photo credit: Noxi. Siesta via photopin (license)

皆さんは日中眠くてどうしようもない時はどうしていますか?

コーヒーを飲んだり、ガムをかんだり、腕をつねってみたり多くの方が眠気をとるために日々悪戦苦闘していると思います。でも、これらのことをして一時的に眠気が収まってもまたすぐ眠くなってしまいます。

そこで、おススメしたいのが『お昼寝』です。眠くてどうしようもない時は、思い切って寝てしまうのが一番効果があります。

今回は、このお昼寝がもたらす効果についてご紹介していきます。







1.あの偉人達もお昼寝をしていた!

お昼寝というと赤ちゃんや子供がするもので、社会人や学生には関係ないものだと思っていないですか?

実は、世界的に有名な偉人達も昼寝をしていたんです。

ショートスリーパーでも有名なフランスのナポレオンレオナルドダヴィンチ、そして逆にロングスリーパーであったとされるアインシュタインなど世界に名を残す大天才たちは昼寝の愛好家であったといわれています。

また、Appleの創業者であるスティーブ・ジョブズも一日に何度も仮眠をとっていたことは有名です。

これだけすごい方たちがしている昼寝を子供しかしないなんてもったいない!大人でも非常に効果があるんです!

2.昼寝を取り入れる企業や学校も増加中

① あの有名企業も昼寝を推奨

最近では、その効果に着目して企業でも昼寝を推奨しているところがあります。

インターネットの検索エンジンやAndroidで有名な世界的企業Googleでは、働く社員のために昼寝をするための機械である『Energy Pod』というものが設置されています。

昼寝 効果 企業 エネルギーポッド

 

昼寝 効果 企業 エネルギーポッド2

出典: Energy Pod – Skindeep Medi-Spas (YOU TUBE)

※詳しい様子はこちらicon-external-link の動画をご覧ください。

この仮眠ルームならぬ仮眠ポッドでGoogleの社員は昼寝をとることができます。ものすごく快適に眠れそうですよね。お値段はなんと1台約70万円ほど。Googleが昼寝の効果を高く評価していることがわかります。

日本でもインターネット関連の事業を展開するGMOが福利厚生の一環として近年『GMO Siesta』というお昼寝スペースを設置しています。また、大阪にあるインターネットコンサルティング会社、HUGOにおいても『シエスタ制度』という画期的な制度を導入していて、なんと13時から16時までをお昼休みとしています。この時間帯は、電話もつながらず留守番電話になってしまうようです。

このように世界だけでなく日本でも昼寝を推奨する企業が増えてきています。

② 名門校でも昼寝制度を導入

昼寝 効果 明善高校

また、昼寝の効果に注目しているのは企業だけではありません。

福岡県にある県立明善高校でも、2005年から15分のお昼寝タイムを導入しています。明善高校は偏差値68(※)もある超進学校で、現役東大合格者も輩出している非常に頭のいい学校です。

このお昼寝タイムの導入後、センター試験の点数や難関大学への合格率が上昇するなど目覚ましい成績を残しているようです。

高校受験ナビ

③ 国も昼寝を推奨している

厚生労働省が発表している『健康づくりのための睡眠指針2014』では、30分以内の昼寝は作業能率の向上に効果があるとして、昼寝を公式に推奨しています。昼寝の効果は企業や学校だけでなく国にも認められています。

第 8 条.勤労世代の疲労回復・能率アップに、毎日十分な睡眠を。(略)
午後の短い昼寝で眠気をやり過ごし能率改善

(略)
毎日十分な睡眠をとることが基本ですが、仕事や生活上の都合で、夜間に必要な睡眠時
間を確保できなかった場合、午後の眠気による仕事の問題を改善するのに昼寝が役に立ちます。午後の早い時刻に 30 分以内の短い昼寝をすることが、眠気による作業能率の改善に 効果的です。

引用:健康づくりのための睡眠指針2014(厚生労働省)

3.昼寝の5つの効果

前置きが長くなってしまいましたが、これほどまで注目される昼寝には具体的にどんな効果があるのでしょうか。その効果を5つご紹介します。

①記憶力アップ

2015年にドイツで昼寝に関するすごい効果が実証されたと発表がありました。それは、昼寝をとると記憶力が5倍になるというものです。

41人の被験者にある単語の羅列を覚えてもらい、その後45分昼寝をするグループと映画を見るグループに分け、それらが終わった後に記憶力テストをするという実験を行ったところ、圧倒的に昼寝をとったグループの方が成績が良かったそうです。

また、ドイツのドュッセルドルフ大学でも同じような実験が行われ、昼寝による記憶力アップの効果が証明されています。この実験は、まずある単語を覚えてもらい、その後、40分仮眠をとるグループ、6分仮眠をとるグループ、そして眠らないグループに分けて、のちに記憶力テストをするというものです。

最も成績が優秀だったのは6分間仮眠をとったグループ。成績順で並べると、6分間仮眠をとるグループ>40分間仮眠をとるグループ>仮眠をとらないグループという結果になりました。この実験により、仮眠をとった方が、それも短い時間の方が記憶力が増すということがわかりました。

勉強でも仕事でも物事を覚えて処理する能力は必要不可欠です。昼寝はその記憶力を高めてくれる効果があります。

②集中力・注意力アップ

アメリカの宇宙開発を行うNASAが発表した研究によれば、25分間の昼寝をとったパイロットととらないパイロットを比べると覚醒状態に大きな差が生じることがわかりました。その差は反応力が35%集中力がなんと2倍にもなると報告されています。

この結果もあってか、NASAのパイロットの間でもミッション前に昼寝をとることが推奨されています。

③心臓病のリスク低下

昼寝は記憶力や注意力といった作業能力の向上だけでなく、健康面でもよい効果があります。

ハーバード大学が行った6年にもわたる健康と仮眠(昼寝)の関係の調査によると、週に最低3回30分昼寝をしている人は、心臓病で死亡する割合が37%も低いことがわかりました。

この実験以外でも、昼に長い休みをとる『シエスタ』が習慣になっている国では心臓病による死亡率が低いといわれています。

④血圧の低下

イギリスのリヴァプール・ジョン・ムーア大学で行われた調査では、昼寝は血圧を下げる効果もあることがわかっています。

この調査では、1時間の間昼寝をする人、立ったまま目を覚ましている人、横になっているが眠らない人に分けてそれぞれ行動してもらったあと血圧を測定しました。

すると、血圧が下がったのは昼寝をした人のみで、しかも、横になって寝付くまでのまでの間が一番大幅に下がっていました。つまり、昼寝自体の効果だけでなく、これから昼寝をするという期待感だけでも血圧を下げる効果があることがわかったのです。

⑤認知症の発症率低下

心臓病や血圧だけでなく、昼寝は認知症の発症にも影響があります。

毎日30分以下の仮眠をとっている人は、とっていない人と比べて認知症になる確率が1/5になるといわれています。

ただ、認知症と昼寝に関して注意しなければならないのがその時間です。30分以内という短い昼寝ならばよい影響がありますが、より長い1時間以上昼寝をする人は逆に認知症になる確率が2倍になるようです。

これまでの触れてきた内容を見ても短い昼寝こそがその効果を発揮する重要な要素となります。

まとめ:昼寝の効果はもっと世に広まるべき

昼寝 効果 まとめ

以上、昼寝の代表的な効果についてご紹介してきました。

これら以外にも、眠気を解消する効果はもちろんのことストレス肌荒れ不眠老化防止にもよい影響があります。一説によると、10分間の昼寝は、夜の1時間の睡眠に相当するとまでいわれています。

これほど能力や健康に良い昼寝ですが、日本において昼寝は居眠りとして悪いイメージを持たれてしまうことが多いのが実情です。

しかし、昼寝はかの偉人達もしていて、Googleといった世界的企業も推奨するほどのものです。また、これまで述べてきたようにその効果は数々の実験や調査で実証されています。

多くの人が昼寝をを実践し高いパフォーマンスを発揮することで、日本でも昼寝に対するイメージが改善されていくのを願うばかりです。

長すぎは逆効果!昼寝に最適な時間とは
横になるのはNG?パフォーマンスを上げる仮眠の正しい取り方7選










参考:
・よく眠るための科学が教える10の秘密 リチャードワイズマン
・脳も体も冴えわたる1分間仮眠法 坪田聡
・不眠症・睡眠障害みるみるよくなる100のコツ 主婦の友社
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*

CAPTCHA